買った当初から何も触っていない、ただの机を
なんとかD.I.Yできないかと思い、お店を訪ねてくれた青年。
9割以上が女性のお客様の当店にとっては、すごく珍しいお客。
(奥さまと一緒に来られる旦那さまはたくさんおられます)
彼の注文は「飽きることなく、かつ複雑でデコラティブな柄」。
こんな難しいお題を解決できるのか、、とでも言いたげに、何やら不安な様子なので
それ来た!と言わんばかりに、150冊以上ある見本帳をどーんと取り出し、一緒に吟味していきました。
・・・そしてかれこれ2時間は経ったでしょうか?
ついに、これぞ一目惚れ!というものに出会いました。
選んだ柄はゴールドの入ったペイズリー。
ペイズリーは彼にとって「永遠に好きな柄」だそうで、
今回のお題にはぴったりとくる柄だったようです。
ゴールドもさりげないマットな質感で、上品な印象が気に入ったようです。
D.I.Yが初めてなので、レンタルスペースでの作業も検討していましたが、
どっしりとした机を運ぶのも大変なので、室内で行うことになりました。
天板に壁紙を貼り、それ以外はダークな印象の壁紙に合わせるべく
ペンキを塗ることを提案しました。
ペンキはもちろん匂いの少なく、マットな質感のアニースロンチョークペイント。
これがビフォー。
やり方としては、
ペンキをまず机全体に塗っていき、塗装後、天面にのりを塗布。
シワが入らないように貼り合わせていきます。
今回は天板だけ壁紙を貼ることにしたので、側面まで貼らず、
天板からはみ出た壁紙を机に沿ってカッターで切り落として完成です。
これがアフター。
机が物差し代わりになるので切るのも簡単だったとのこと。
実作業でいうと2時間程度だそう。
以下、彼の感想です。
机が変わっただけで、部屋の印象が一気にシックになって、
「気分が上がった!とても満足!!」
部屋の一部をアレンジするだけでも
イメージが変わるってことを実感しますね!
気に入った柄を眺めながら、勉強もはかどってるらしいです!
でも多分嘘だと思います。
【使用壁紙】
BREWSTER MAN330111
【使用塗料】
アニースロンチョークペイント グラファイト