今回は「模様作家」のお客様のアトリエ作りの物語。
ZAKUROさん→ホームページ
自宅の敷地内にプレハブを設置してアトリエにするのでその内装を自分でしたいという事でした。
柄選びにお店に来て頂いてベースは単色にして一面はアクセントにしたいと言う事でアクセントの柄を探すのですがなかなか見つからない。
でもね、実は最初にお話があった時に思ってたんです。
模様作家さんのアトリエでしょ?その作品を壁紙にして貼れたら良いなーと。
で、柄選びが行き詰った頃にその提案をすると・・・そうすることになりました。
(その時の詳細な会話などが記憶から完全に抹消されており、物語と言いながら全く語れてません、すみません。)
と言う事でオリジナル壁紙の制作が始まります。
まずはイラストレーターで作品である模様のデータを頂く。
これは柄を紙にプリントアウトした物。なにこれ、可愛い。もうすでに完成が楽しみです。
そしてサンプルを作成します。
これを見てもらって作家さんのイメージとすり合わせていきます。
印刷すると基材によっても色の出方が違うので一発勝負って訳にもいかないのです。
2回3回と試作を作って色の出方や質感を確認&修正をしながらオリジナル壁紙が完成していきます。
で、その後ベースに使う壁紙も届き、娘さんとお二人で壁紙貼り方教室にご参加。
慎重派のお母さんと思い切りの良い娘さん、名コンビ誕生の瞬間でした。
で、道具もレンタルしていざ本番!
結構大変だったそうで、苦戦の様子は作家さんがブログで書かれています。
ビフォーアフターの写真だけじゃ分からない、これが壁紙DIYのリアルだ。→(ついに壁紙貼り~!!!!その1)
さあ、どんな感じになったのか、ご紹介しますね!
プレハブですので最初は結構無機質な感じ。
ベースに選んだのは黄緑色の壁紙。それを貼ると。。。
明らかに空間が明るくなってる!とっても元気が出そうな色。
別の面も。
天井や枠は白で塗装されてます。黄緑との相性バッチリ。
そして今回のメインはもちろんオリジナル壁紙。
ビフォーアフターです、それ!
すごく可愛い!この大きさだとさぞかし迫力あるだろうなー。
もちろんそれぞれの柄にそれぞれストーリーがあります。
左から3番目、最初完全にリンゴだと思っていましたが違うんですよ!
こちらも作業の様子と共にそれぞれのデザインのストーリーも書かれています→(泣いても笑っても壁紙貼り完了!!)
アトリエの引っ越しはもう少し先だそうですが来られる方もテンションが上がる事間違い無しですね。
この空間からまた新たに素敵な柄が続々と誕生していくのだーと思うとワクワクします。
どこにも無い自分だけのオリジナル壁紙。
今回は自分でデザインを作る事の出来るお客様でしたが写真や絵などでも制作できますので興味がありましたらお問合せ下さい。
あと、文章では触れていませんが、今回はプレハブと言う事で壁がちょっと特殊でした。
こりゃ普通には貼れないかなと思い事前に素材を教えて頂き使う糊、下地処理の方法などもアドバイスさせて頂きました。
基本的に壁紙ってのは貼る相手が固けりゃ貼れます。でも普通じゃない場合はそれ相応の下地処理や適切な糊の選択が必要になります。
ご来店の際にはどんな物に貼るかなど教えてくださればアドバイスしますのでお気軽にご相談下さいね。
店長